attributeとoweの違いと使い分け
2018年10月23日
attributeとoweの使い分けきちんとできますか?
どちらもなになにのおかげであるという使い方ができますが、それぞれ使う場面が大きく異なります。
今回は皆様にattributeとoweを完璧に使いこなせてもらえるようにこの記事を書きました。
attributeの意味は動詞としてだと、〜のおかげであると考える、〜のせいであると考える、〜の結果であると考える
名詞としてだと、特性、性格、象徴という意味がありますね。
oweの意味は自動詞は借りがある他動詞は返すべき義務がある、〜をするべき義務がある、借金がある、〜のおかげであるという意味があります。
attributeとoweにはどちらも〜のおかげであるという意味がありますね。
そしてどちらも
She attributes her success to hard work.
She owes her success to hard work.
といったようにどちらもatttribute/owe A to Bの使い方ができます。
しかしこの二つの単語を同じ意味であるかのように使ってはいけません。
一番の違いは誰が思っているかということです。
She attributes her success to hard work.の訳は
彼女は彼女の成功を勤勉によるものだと考える。
となります。
しかShe owes her success to hard work.の訳は
彼女の成功は彼女の勤勉によるものだ
となります。
どこが違うかというと日本語訳を見て貰えばわかる通り、彼女の成功が勤勉によるものだと考えている主体が違うということです。
上は彼女が彼女の成功を勤勉によるものだと考える。
下は私が彼女の成功は勤勉によるものだと考える。
になります。
このように誰が思っているのかが全く違うのです。
ですから同じ文にしたいのならattributeの主語を変えて、
I attributes her success to hard work.とすると
She owes her success to hard work.と同じ意味の、彼女の成功は彼女の勤勉によるものだとなります。
attributeとoweのように日本語訳が一見似ているように見えても全然意味が違う単語はたくさんあります。
今一度自分が知っている単語の使い方を確認して見てはいかがでしょうか。