聴覚学習者(Auditory Learner)向け耳から覚える英語学習方法とは
2018年10月23日
みなさん英語の勉強は捗っていますか?
英語に限った話ではないのですが、人それぞれ自分にあった勉強のスタイルというものが存在します。
そしてそれは大きな枠組みとしてvisual learner 視覚学習者と auditory learner 聴覚学習者の二つのスタイルに分けることができます。
現在日本の教育制度や日本で一般的に効果的だとされている勉強方法は多くのものが視覚学習者用の勉強方法です。
ですから本当はもっと効率的に要領よく勉強ができるのに聴覚学習者というだけで勉強につまづいてしまっている方が多く存在します。
そしてこれは私の主観ですが(ちなみに私は聴覚学習者です。)、英語に関しては聴覚学習者の方が勉強しやすいのではないかと考えております。
そこで今回は、自分が聴覚学習者であるかどうかの見極め方、そして聴覚学習者にふさわしい勉強方法をご紹介します。
その名の通り耳で聞いて覚えることが得意な人です。
世の中の人の30パーセントが聴覚学習者に当てはまると言われています。
また、授業中に聞いたことの75パーセントを一度に覚えることができるとも言われています。
以下が一般的に聴覚学習者が得意とすることです。
・聞いたことを思い出すこと
・クラスなどでのディスカッションやスピーチ、プレゼンテーション等の説明すること
・口頭で説明されたことを理解すること(授業など
・語学の学習
以下が反対に苦手だと言われていることです。
・文字を見たり書いたりして覚えること
・英単語などのスペルを覚えること
・うらさい場所や静かすぎる場所で勉強すること
・静かに長い間、同じ場所で勉強や作業をすること
上記の特徴はあくまで聴覚学習者に多く見られる一例というだけで、聴覚学習者の全てに当てはまるというわけではありませんが、多く当てはまった方は聴覚学習者である可能性が高いと言えます。
聴覚学習者は耳で覚えることが得意な人たちですから、声に出して自分の声を聞きながら勉強するといった方法がメインの勉強方法となります。
英語に関しては私からいくつかのオススメの勉強方法があります。
まず英単語、スペルを正確に覚える必要がない場合は、目を閉じて音声テキストを聞きシャドーウィングをすることが効果的です。スペルを覚えなくてはいけない場合は書きながらでも実際に自分の口で発音し、耳を通すことが必要です。聴覚学習者である私の体験談は私が実際に使った英単語帳と体験談をご覧ください。
次に文法、これも音読が効果的です。重要構文が含まれた文章や、文法に関する例文をひたすら音読を繰り返すことが効果的です。こうすることで音として文法を覚えることができ、問題を解く際のスピードが上がります。聴覚学習者は視覚学習者と比べて文法の学習は有利であると言われています。
最後に読解ですが、これには読解音声付きの教材をおすすめします。その音声を聞きながら文構造を理解し、シャドーウィングすることがおすすめです。
これも又、別記事に体験談を載せていますのでオススメの教材やより詳しい勉強方法を知りたい方は私が実際に使った長文問題集と体験談をご覧ください。
いかがでしたか。「あ、これまさに私だ!!」という方もおられるのではないでしょうか。
このサイトでご紹介している勉強方法は聴覚学習者である私が効果のあった勉強方法なので、他の記事も見ていただけると新しい発見があるかもしれません。(視覚学習者の方はごめんなさい)
これを機に自分の勉強方法を見つめ返してみるのも良いかもしれませんね。
参考にしたサイトhttp://www.whatismylearningstyle.com/auditory-learner.html