英語に字の綺麗さは必要ない
2018年10月23日
私は中学生だった時の一番嫌いな教科は英語でした。
なぜ嫌いだったかというと当時の英語の教師が私が書いたテストをaとdが見分けられないと言って大幅減点したからです。
当時はムカつきながらも納得していましたが、いまになってふつふつと怒りがこみ上げてきたのでここに私の意見を書こうと思います。
私は英語を綺麗に書く必要はないと3つの理由から断言します。
日本人は綺麗な字をよしとする文化があります。
そのため汚い字、特にビジネスにおいて汚い字はあまり良い印象を与えません。
それに比べて英語圏の国では綺麗な字を書ける人は特別に訓練した人を除いてほとんどいません。
読みやすい字を書く人はいても日本人が一般的に想像するような綺麗なアルファベットを書く人は少なくとも私は見たことがありません。
英語教育では綺麗な字を練習させるくらいなら『汚い字』を読めるような勉強をさせるべきだと思います。
(留学中、外国人の友達のhandwritingをスムーズに読めるようになるのにかなり時間がかかりました。)
ネットが発展した今、手書きでないといけないものなどほとんどなくなりました。
字が綺麗かどうか汚いかどうかを見る前に手書きでものをかく機会が滅多にありません。
履歴書もタイプで送りなさいという企業が増えています。
私がそうです。冒頭でも述べた通りそのせいで私は中学から高校一年生あたりまで英語そのものが嫌いでした。
高校に入ってからは字の汚さで点を落とされることもなくなり、海外でいろんな経験をするにつれてだんだんと英語などの語学が好きになりましたが。
(高校に入ってから私の字の汚さは変わっていない、むしろより個性的になっていました笑)
多く中学校の英語教師はスペルが間違っているかあっているか判断できないという理由から字が汚い文字をスペルミスとして減点します。
果たして本当にそうでしょうか。
発音の全く違うaとd、hとnをスペルミスとして間違える可能性がありますか?
減点するとしたら本当にスペルミスの可能性のある文字のみ減点するべきだと私は思います。
字の汚さで私のように減点された場合、気にせずにそのままあなたの個性的な字を書き続けたら良いと思います。
テストなどで減点されることはあると思いますが、英検などの資格試験、大学受験では字の汚さで減点というのはあまりありませんし、あったとしても本当にわずかです。
ただ外国人の方でも解読できないような文字や自分でも何を書いたのかわからないような文字はさすがにまずいので練習しましょう。
字における汚いの英語は”dirty “ではなく”messy”です。